おむつ関連
初めて赤ちゃんが産まれる夫婦にとっては新生児に必要なグッズはどこまで揃えたらいいか分からないですよね。こちらでは新生児を育てるのに最低限必要な必需品とあったら便利なものなどをご紹介します。
新生児用 紙オムツ
まずは紙オムツ、私たちが子どもの頃の世代は布のおむつを使っていたご家庭も多いですが最近では紙オムツが主流です。
市役所で無料の紙オムツ専用ゴミ袋が貰えますので、出生届の手続きで足を運ぶ時は是非持って帰ってください。 紙オムツのサイズは体重6kg以内くらいまでの新生児用と4~8kgくらいまでのSサイズ、6~11kgくらいまでのMサイズ、9~14kgくらいまでのLサイズがあります。 個人差がありますが新生児は1日10回くらいオムツを替えると言われていますので100枚くらいあっという間になくなりそうですね。とはいえ赤ちゃんはすぐに大きくなりますので買いだめし過ぎず様子を見ながら買い足した方が良さそうです。
おしりふき
おむつを交換してもおしりにおしっこやうんちが付いたままではかぶれの原因になってしまうのでおしりふきで清潔にしてあげましょう。
赤ちゃんの肌は敏感なので刺激の少ない専用のおしりふきが売っています。
肌着
次に赤ちゃんの肌着、ここまでは初めて赤ちゃんを迎える方でも想像がつきますよね、お下がりで譲って貰うものなどもあるかもしれませんが赤ちゃんの産まれてくる季節、気温、体重や成長具合によっても必要なものが違ってくるので赤ちゃんが快適に過ごせるものを選んであげましょう。
春・秋産まれの赤ちゃん
寒すぎず、暑すぎず快適に思える季節ですが逆に体温調節が難しい気温かもしれません。最低限必要なのは薄手の素材長袖の肌着を5~6枚とベビードレスかツーウェイオール、おくるみ1枚。赤ちゃんの成長具合や気温によって無駄になってしまうこともあるので必要に応じて買い足していきましょう。
夏産まれの赤ちゃん
夏産まれの赤ちゃんには半袖で薄手の素材のものを最低でも5~6枚ほど、長袖やベビードレスも冷房対策のため1~2枚は用意しておきましょう。おくるみも1枚は必要ですが100%綿素材のバスタオルでも代用できます。
冬産まれの赤ちゃん
冬産まれの赤ちゃんには長袖厚手のものを5~6枚とベビードレスかツーウェイオールを1~2枚、おくるみ1枚は最低限用意しておきましょう。帽子や靴下は寒冷地やよほど寒い所でなければ無くても大丈夫です。
オムツカバー
生後3ヶ月を過ぎると赤ちゃんの動きが活発になるため紙オムツがズレるのを防ぐことができます。
足周りの調節が効きやすい外ベルトタイプ、マジックテープでとめられるサイズ調節タイプ、オシッコだけの時は交換が楽なパンツタイプがあります。
衛生用品
ベビーバス
産まれたばかりの新生児は雑菌への抵抗力が弱く大人と同じ湯船にはつかれません。
そのため赤ちゃん専用のバスタブで入浴させます、これを「沐浴」と言います。こちらのベビーバスなら滑って硬いところに赤ちゃんの頭を打ったりする心配がないので安心ですし洗いやすく衛生的です。 石けんや体を洗うタオルも赤ちゃんの肌に優しい専用のものが売っていますので合わせて買っておきましょう。
爪切り
赤ちゃんの爪はとても小さくて柔らかいため、はさみ型の小さい爪切りがおすすめです。
ベビー用品が売っているお店ならほとんど売っていますのでこちらも準備しておきましょう。
体温計
赤ちゃんは大人と違って少しの時間もじっとしていられないため、短い時間で体温が測れる赤ちゃん専用の体温計があります。
少し高めですが体温は健康のバロメーター、特に新生児の体は繊細なので準備しておきましょう。
ベビー用綿棒
赤ちゃん用の細軸タイプの綿棒、綿球の小さいものや大きいものなどありますが、赤ちゃんの耳の大きさに合わせて使いやすいものを選びましょう。
ベビーオイルを付けておへその周りの掃除にも使えます。
授乳用品
哺乳瓶・乳首
哺乳瓶は洗浄消毒をこまめにしないといけないので予備のボトルがあると安心です。
哺乳瓶はガラス製とプラスチック製の物があり、それぞれメリット、デメリットがあります。 【ビン素材】 ガラス製:汚れや匂いが落ちやすく、熱にも強いので繰り返し煮沸消毒しても大丈夫。 プラスチック製:軽くて割れにくいので外出先でも安心。汚れや匂いが残りやすく、傷もつきやすいので耐久性に欠ける。 また、乳首の部分も素材や穴の形がいろいろな種類があります。 【乳首素材】 天然ゴム:独特の匂いがあるが柔らかく弾力性がありママのおっぱいに近い。 イソプレンゴム:天然ゴムより匂いが抑えられるが老化しやすい。 シリコーンゴム:無色透明で匂いも無い、耐久性もあるが色や匂いが付きやすい。 【穴の形】 丸穴:Sサイズから使い始め、2?3ヶ月くらいからMサイズに。赤ちゃんがミルクを飲む量に合わせて調節。 スリーカット:ミルクの出る量が調整されている乳首。遊び飲みが始まった赤ちゃんにおすすめ。 クロスカット:くわえると穴が開き、吸うとミルクの量が調整される乳首。ワンサイズで使えます。
哺乳瓶消毒器
哺乳瓶は鍋の熱湯で煮沸させる方法と薬液消毒、電子レンジ消毒がありますが、一番手軽なのは電子レンジ消毒かと思います。
電子レンジ消毒用のケースや場所をとらない消毒バッグが売っています。
寝具
ベビーベッド
ベビーベッドは必ずしも必要とは限りませんが、室内でペットを飼っていたり上の子がいたずらしそうで心配という方は赤ちゃんの安全を確保するという意味でもベビーベッドはあった方が良いですね。
また、パパ・ママがベッドで寝る場合も安全を確保するためベビーベッドがおすすめです。ただ、場所をとるのと赤ちゃんが大きくなってからいらなくなってしまうため、レンタルをするのもひとつの手かと思います。
赤ちゃん用布団
ベビーベッドは置き場所が無い、買う余裕が無いという方は赤ちゃん用の布団11点セットがおすすめです。
大人用の布団と違って固すぎない?と思われるかもしれませんが柔らかい布団だと沈み込みすぎて赤ちゃんの窒息の原因になってしまう為です。ベッドで寝ていたパパ・ママはこの機会にお布団で寝るスタイルにするのがおすすめです。 またベッドと違って高い所から落ちる心配もありませんので安心です。
お出かけ用品
チャイルドシート
法律でも定められている赤ちゃんから子どもまでのチャイルドシート、比較的大きくなってからもチャイルドシートが義務づけられているため新生児から大きくなってからも使えるチャイルドシートがおすすめです。
また、レンタルも1ヶ月500円?1500円くらいで借りられますので赤ちゃんの成長に合わせて購入を検討してみるのも良いですね。
ベビーカー
生後1ヶ月の新生児から~ 36ヶ月3歳ごろまで使えるベビーカーです。
ベビーカーにはA型(首がすわっていない2ヶ月から使えるもの)とB型(首がすわってくる生後7ヶ月?満2歳まで使えるもの)のもの2種類あるのでご注意ください。A型B型兼用のベビーカーもあります。また、少し高くなりますが前輪・後輪どちらも動くベビーカーがおすすめです。
抱っこ紐
人気のエルボベビー抱っこひも、少し値段が高めですが大事な赤ちゃんを守るため信頼のブランドが安心です。
お出かけする時の必需品抱っこ紐にもいろいろな種類があります。
【横抱き用】 首の座っていない赤ちゃん用です。横向きに寝た姿勢で抱っこできるので安心感があります。
【袋式】 赤ちゃんがすっぽり入るので背骨がしっかりしていない低月齢向きのだっこ紐。
【オープン式】 抱っことおんぶ兼用のどちらもできるタイプ。赤ちゃんも動きやすいので長期間使用におすすめ。
【ひも式】 昔ながらのおんぶスタイルの抱っこひも。装着が難しいですが抜群の安定感。
【肩かけ式】 ポーチありタイプとポーチなしタイプがあり、腰で赤ちゃんの体重をささえるので負担は大きい。
【しょいこ式】 本体自体が重いが赤ちゃんの視線が高く、動きやすいタイプ。
先輩ママのアドバイス
出産するときの必需品は、ゼリー飲料です。おにぎり1個分のカロリーなどのしっかりとカロリーの取れるタイプのゼリー飲料がおすすめです。陣痛は波があり、痛みが引いてる時でもゆっくりとは食事がとれません。しかし、食事をとらなければ出産のような体力を消耗するようなことは途中で耐え切れなくなります。あとは、ペットボトル飲料が飲みやすいように蓋にストローがさせる道具があると起き上がらなくても飲むことができて便利でした。